Teamsの退席中表示を回避する方法【アイデア11選】
この記事では、Teamsの退席中表示を回避する方法を11個紹介します。
リモートワークが増える中、仕事しているのにTeamsで退席中と表示されて困っている方が多いのではないかと思います。
そのような方々のストレスを少しでも減らす方法について調べてみました。面白いと思ったアイデアも含めて紹介します。
少しでも記事を読んでくださった方のヒントになれば嬉しいです。
Teamsの退席中表示のせいで集中できない?
リモートワークが増え、専用のコミュニケーションツールを使ってお仕事されている方も多いのではないでしょうか。
リモートワークで使われるTeams等の社内コミュニケーションツールには、ユーザーがPCを操作しているか(忙しくないか)を他のメンバーが把握できる機能が備わっています。
この機能により、退席中と表示されストレスを感じている方も多いのではと思います。仕事をしていてもペーパーワーク等でPCを操作しないことって普通にありますよね。
このため、今回は「仕事しているのにTeamsで退席中と表示されて困っている方」のストレスを少しでも減らすことができたらいいなと思い記事にまとめることにしました。
一つでも参考になるものが見つかれば幸いです。
Teamsで退席中表示される条件(何分操作しないと退席中表示になるのか)
結論から伝えると”5分以上”操作がないと退席中表示となるようです。
このため、退席中表示を回避するには、マウスやキーボードからの入力を継続的に行う必要があるようです。
では、早速見ていきましょう。
Teamsの退席中表示を回避する方法 目次
アナログに解決する系
- ① アナログ時計の上に置く
- ② キーボードの上に物を設置する
- ③ ゆらゆら揺れる花を活用する
- ④ 水飲み鳥の動きを活用する
- ⑤ 扇風機の首振りを活用する
- ⑥ うねうね動く動画の活動
専用の電子製品を購入して解決する系
- ⑦ MouseMover 1つ目
- ⑧ MouseMover 2つ目
- ⑨ 指輪型マウスの活用
ソフトウェアで解決する系
- ⑩ マクロ(VBS:Visual Basic Script)を使う方法
- ⑪ Pythonを使う方法
Teamsの退席中表示を回避する方法 分類
大きく3種類に分けました。
アナログな方法で解決する系
まず、前提として、PCにソフトをインストールしたりするとセキュリティ的にも不安に思う方も多いと思います。
このため、できることなら、PCに手を加えずに解決できると安心できそうですよね。
そのような方は、アナログな方法で解決する系の紹介事例がヒントになると思います。
Youtubeで動画を投稿されている方々の素晴らしいアイデアもあるので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
専用の電子製品を購入して解決する系
PCに手を加えたくないという感情以上に手っ取り早く解決したい方、商品を購入してでも解決したい方は、専用の電子製品を購入して解決する系も見てみてください。
ソフトウェアで解決する系
上の2つとは少し毛色の異なるかもしれませんが、この機会にちょっとしたプログラミングの勉強も兼ねて解決案を探している方がいらっしゃれば、ソフトウェアで解決する系を参考にして頂ければと思います。
アナログな方法で解決する系
最初に、アナログな方法で解決する系を紹介していこうと思います。
こちらは動画を元にした紹介が多くなります。中には「確かに!」と思っていただけそうな面白い方法も含めて紹介していきたいと思います。
画像と解説でざっくりどのようなものかはイメージ湧くかなと思いますが、更に詳しく見たい方は動画もどうぞ。
身の回りにあるもので簡単にできるものもあるのでぜひ試してみてください。
① アナログ時計の上に置く
こちらは英語の動画になりますが、見て頂ければ何をしようとしているかはすぐに分かると思います。
アナログ時計の秒針の動きでマウスを動かそうというアイデアです。時計の上にマウスを置くだけでできてしまう非常に簡単な方法です。
秒針が1分毎に、ぐるぐる回ることで、定期的にマウスカーソルを動かしてくれます。
動画では、時計を改造して秒針の近くにマウスの赤外線が当たるようにしていますが、時計の構造によっては、単に時計の上にマウスを置くだけでも効果を発揮しそうにも感じました。加えて、ここまで大きい時計でなくても、手のひらサイズの時計があれば機能しそうですね。
とはいえ、うまく時計に載せておかないと途中でずれて動かなくなってしまいそうでもありますが、身近にあるもので実現できる方法としては試してみる価値ありではないでしょうか。
② キーボードの上に物を設置する
こちらも非常に簡単な方法なので、英語ですが動画を見て頂ければ一目瞭然だと思います。
紹介手法は、キーボードの上に物を置き、文字入力し続けることで、操作状態をキープするというアイデアになります。動画では巻き尺が紹介されており、PC上に開いたメモ帳にひたすら文字を入力し続けています。
まさにSimple is the Bestな方法ですね。
デメリットとしては、メモ帳に文字を入力し続けるため、時間が経つにつれてメモ帳の文字数が増えていくことで、軽微とはいえPCの負荷が増えていってしまうことかなと思います。
身近にあるもので解決したい方にとっては参考になるのではないかと思います。
また、Enterの近くのキーの場合、誤ってEnterキー等が押された場合に問題になりかねないため、問題が生じにくいキーを選んで押してあげたほうがよさそうです。
③ ゆらゆら揺れる花を活用する
よく雑貨屋さんで売られているソーラーでゆらゆらと動くお花を使ってマウスを動かそうというアイデアです。
これを考えた方は天才か!と思ってしまいますね。
こちらも動画を見て頂ければ、どのように設置すれば良いかも分かると思います。
動画をよく見ると、ゆらゆら揺れる葉っぱの先端にアルミホイルでが取り付けてあります。マウスの赤外線を受けられるように一工夫されているようです。
このお花とアルミホイルがあればささっと作れそうなので、こちらも有力な手法の一つかと思います。
見た目が可愛いだけでなく、場所を取らず、かつ静かに動いてくれるため、魅力的な方法ですね。
「フラワー ゆらゆら ソーラー」等で検索すれば、Amazonでは、似たような商品を見つけられると思います。
④ 水飲み鳥の動きを活用する
水飲み鳥を久しぶりに見た方も多いのではないでしょうか?
こちらもゆらゆら揺れる花と同様、水飲み鳥の長時間動き続ける特徴を使ってマウスを操作しようというアイデアです。
電力も必要とせず、紹介する中で最もエコですね。
欠点があるとすれば、水の入ったコップを準備しなければならず、マウスやPC等をおいた机に設置するのは、少しリスキーかもしれません。
加えて、残点ながらこれが家にある!って方はそれほど多くないと思うので、わざわざこの方法を選択する必然性はないかもしれませんね。
⑤ 扇風機の首振りを活用する
動画をしばらく見ないと仕組みがわかりませんが、扇風機の首振りを活用した方法になります。
扇風機の首振り部分から紐を延ばしてマウスに接続した後に、マウスを傾斜のある場所に置くことで、マウスにかかる重力と扇風機の首振りで、反復運動を続ける仕組みを作っています。
このアイデアを活用するには首振り動作を行える家電があればよいため、扇風機に限らず、ヒーター?等でも代用がききそうですね。
こちらは、説明より動画を見ていただくほうが、分かりやすいかりやすいかもしれません。
こちらもアイデアを考えた方も素晴らしいですね。
とはいえ、扇風機もヒーターも扱いを誤ると事故に繋がりかねないのでご注意を。
⑥ うねうね動く動画の活動
こちらもYoutubeで見つけたものですが、うねうね線が動く動画で、マウスカーソルを動かそうというアイデアになります。
想定された使い方は、スマホやタブレットで動画を再生状態にしたまま上向に置き、その上にマウスを置けば、うまくカーソルを動かせるのでは?ということだと思いました。
実際に使っていないのでわかりませんが、動画のコメント欄を見ている限り、割と機能しているようです。動画はなんと4時間もあるので、頼もしい限りですね。
今となっては誰もがスマホを持っているので、wifi下でスマホで動画を流すだけであれば、無料できる画期的な方法でもあります。ダメ元で一度試してみる価値はあるかもしれません。
専用の電子製品を購入して解決する系
続いて、専用の電子製品を購入して解決する系を紹介していきます。
このような製品があることに驚きましたが、いかに世界中で同じような問題に悩んている方が多いかがよく分かりますね。
⑦ MouseMover 1つ目
この製品は、土台にマウスを置いて使用するみたいです。
土台の丸い部分がランダムにくるくる回ることで、マウルカーソルを動かします。
商品ページの動画を見た感想を少し書いておくと、確かに自動的に動いていそうだけど、動きが単調で機械的だなと思いました。
なぜかというと、土台がランダムに回転するとはいえ、固定したマウスから見ると土台が左右に動いているようにしか見えず、マウスの挙動は左右移動のみとなってしまうためです。
あまり単調な動きだと、いかにも機械的に動かしている形になってしまうため、これで良いのか少し心配にはなりますね。
とはいえ、直接PCに何かを接続しないという点は安心感はあります。
少し探した範囲では、Amazonで4000〜5000円くらいで売っています。安くはないため、手軽にちゃんと動くものが欲しい!という方には良いかもしれません。
自動マウス MOVER JIGGLER 等のキーワードで検索すれば出てくると思います。
⑧ MouseMover 2つ目
こちらはPCにUSB接続して利用します。
見た目は単なるアダプターのような形状ですが、PCからはマウスとして認識されるようです。この機械からマウスが動いたときと同じ信号をPCに流してくれるようです。
この製品の紹介動画も見ましたが、感想は上と同じで、動きが極めて単調だと思いました。
理由は上と同じで、マウスカーソルは左右に動いているだけに見えたためです。
動画の中で他の動きが紹介されていないだけかもしれませんが、あまりランダムな動きを意識した制御になっていない可能性がありますね。
このため、ユーザーによっては少し残念に思うかもしれません。
メリットは、製品自体が小さいため、持ち運びやすいところでしょうか。
こちらも自動マウス MOVER JIGGLER 等のキーワードで検索すれば出てくると思います。 値段は3000円〜4000円くらいです。
⑨ 指輪型マウスの活用
こちらは、指に装着して操作するマウスです。
単体では解決策にはなっておりませんが、面白い商品だと思ったので紹介します。
紹介に至った一番の理由は、上のアナログな手法で解決する系で紹介した様々な方法と組み合わせやすい形状だと思ったからです。
何か継続的に動き続けるものがあれば、後はこの指輪型マウスを取り付けることで、自分オリジナルの仕組みをつくることができるかもしれません。
ソフトウェアで解決する系
最後に、ソフトウェアで解決する系を紹介していこうと思います。
ソフトウェアで解決する場合は、アナログに解決する方法と同様に実現する方法は様々だと思います。
専用のツールもあるかもしれませんが、今回はプログラミングを活用した方法に焦点を当てて紹介しようと思います。
【余談】プログラミングを扱えるメリット
こちらは、本投稿の趣旨と少しずれますが、プログラミングも実は色々な問題を解決する上で、すごく便利な道具ですよ!ということを紹介してみようと思い書いてみました。
勿論、上のアナログな手法で解決する方法でも全く問題ありませんが、プログラムを扱えるようになると、普段とは全く異なる視点で問題を解決できたりします。
今回もその一例だと思います。プログラムなんて自分には、無理だー!笑と思っている方も、本当にそうでしょうか?
実は結構簡単に動かせたりするので、この機会に、実際どうなんだろう?と触ってみるのも良い機会かもしれません。
少しでも興味を持って頂けた方は、次の方法もちょっとだけ見てみると面白いかもしれません。
⑩ マクロ(VBS:Visual Basic Script)を使う方法
以前別のブログで紹介されていました。私はあまりVBSやVBAは詳しくないので分かりませんが、一応コピペでできると書かれていますね。参考まで。
vbsで Microsoft Teamsを常にオンライン状態にする
⑪ Pythonを使う方法
こちらもPythonの導入さえできてしまえば、比較的簡単に動かすことができると思います。別の記事でまとめているので、勉強も兼ねて参考にして頂ければと思います。
ソースコード全体を見たい方はこちら↓
Teamsの退席中表示の回避方法を考えてみる(Python)
ソースコードの解説を見たい方はこちら↓
PythonのPyAutoGui でマウスを自動で動かしTeamsの退席中表示を回避する
最後に
いかがだったでしょうか。特にアナログに解決する系で紹介したものの中には、これ面白い!ってものがあったのではないでしょうか。私は個人的に、ゆらゆらゆれる花のおもちゃの発想が素晴らしく感心してしまいました。
最初にも書きましたが、今回紹介したものは、あくまで仕事をしている方が、不本意に発生してしまうストレスを減らすためのものです。自己責任でうまく活用していただけると嬉しいです。